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社会貢献活動

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はじめに

このホームページを通じて、アフリカから貧困をなくすための解決策を論じていきます。
世界にはアフリカ以外にも貧困に苦しむ地域がありますが、なぜアフリカに焦点を当てたのか。それは、アフリカが他の地域に比べて飛びぬけて困難な状況にあるからです。私は、いくつかの国に訪れたことがあります。先進国から発展途上国まで様々な国を旅した中で、私の心に最も動揺を与えたのが、アフリカ大陸の中で唯一訪れたケニアでした。
この国では他の国とは違う何かを感じました。それは空気であったり、人であったり、町並みであったり、数えきれないくらいの多くの出会いがありましたが、やはり忘れてはいけないのが貧困問題の深刻さです。ケニアでは、フィリピンやインドを訪れた時とは違う強烈な貧しさを感じました。何をするわけでもなくただ道に座っている人の多さ、劣悪な交通事情、病気の蔓延、物乞いをする人々の悲しみに満ちた表情。旅をする中でいくつもの楽しい思い出を与えてくれたのもケニアの人々であったが、それと同時に私に多くの問題を考えさせてくれたのもケニアの人々でした。
私はケニアへのたびを通じて、改めて貧困問題を解決しなければならないと実感した。
それは、専門知識のない私にとってとても難しいことである。この文書を書くことで完璧な答えが見つかるとも残念ながら思えない。しかし、何も考えなければ、事態はさらに悪化してしまうだろう。それゆえ、私は貧困問題の現実に向けてその原因や経緯を探り、問題に取り組む様々な人々の意見を比べることで自分なりに解決策を考えていくつもりです。そしてその見つけ出した解決策をもとに、今後のアフリカのために活かしていきたいです。 
私は日本という国に生まれて、当たり前のように生きてきました。もちろん悩み事や困難な出来事によって辛い思いをした経験もありますが、自分の命の危機に関わるような深刻な問題に出会ったことはありませんでした。だが、海外に目を向けるようになり、今までの自分の人生がいかに平和であったかを知ることになりました。好きなものを食べて好きなことをして好きなひとたちと好きなように暮らせることの幸せを、つい最近まで気付かずにいました。それが当たり前だと思い、疑いもしませんでした。メディア等を通じて世界には貧しい人たちがいるということを知っていましたが、それは遠い国の話であり、私には関係のないことだとさえ思っていました。しかし、それは大きな間違いでした。世界の貧困問題は、先進国である日本と大きく関わっています。日本での生活が豊かに保たれている裏側には、世界中の多くの人の犠牲があるからです。途上国の人々の過酷な労働の上で成り立っている日本の社会。この事情を知ってしまった以上、逃げることは殺人と同じことです。私たち日本人は、貧困問題を解決する義務と責任があるのではないでしょうか?私はこの文章を通じて、どのようにすれば世界で最も貧しいといわれるアフリカを貧困の中から救い出せるのか、現実的な解決策を考えていきます。なお、ここでいうアフリカとはサハラ以南のアフリカを指し、古代から華麗な文明を誇ったエジプトなどを擁した北アフリカは含まないものとします。貧困問題は世界中で大きな問題とされていますが、地域によっては解決に向かい、極度の貧困に喘いでいた人々の生活が豊かになっている様子が窺える。主に経済成長が目覚しいのはアジアの国々であり、先進諸国に追いつく勢いで目覚しい成長を遂げています。しかし、その一方でアフリカはというと、未だ貧困の渦の中から抜け出せず、もがいている状態である。これからは、現在のアフリカで特に深刻な問題となっている貧困の要素を取り上げ、その現状をみていくことにします。

食の現状

貧困問題を作り出している要素は様々なものが挙げられますが、その中でもとても大きな位置を占めているのが食の問題です。人は食べないと生きていけないが、世界には食べられずに苦しんでいる人がたくさんいる。ここではアフリカの食事情を見るとともに、世界との比較をすることでより一層アフリカの状況を理解していただければと思います。飢餓と栄養不足は一番の死亡原因であり、世界では毎日2万5000人、毎年1800万人もの人が亡くなっています。そして、8億人以上の人が常に飢えている状況であり、栄養失調の人の数は20億人にも上る。アフリカに限っては、2億600万人(3人に1人の割合)もの人が飢えに苦しんでいます。
ではなぜアフリカは食料不足に悩まされているのか。その最大の原因は、衛星管理である。適切な設備が整いさえすれば現在の収穫高を4倍にまであげることができるのである。
それだけ今の設備状態が悪いということがわかる。そうした状況に加え、長期的な内戦による難民の大量発生や、急激な人口増加が問題となっている。食糧生産の成功率よりも人口増加が上回っているため、飢餓の悪循環から抜けだせないのである。そして更に複雑なのが、政府の財政支出における農業部門の軽視や、土地の栄養不足、家畜放牧などによる森林破壊、農業技術の低さが挙げられます。

先進国との関わり

次に注目したいのが、アフリカの食糧不足と先進国との関わりである。先進国の多くは、
途上国からの様々な物の輸入によって豊かな食生活を送っている。その中でも日本の輸入への依存度は驚くべき値である。ここでは、先進国の豊かな生活を送ることによる途上国への影響を考えることにします。先進国の食糧自給率では、日本の自給率は他国に比べて極めて低いです。続いてスイス、イタリアなども100%に達していません。自給率が100%以下ということは、他国からの輸入に頼っていることになります。では、日本のように自給率が40%の国でも好きなものを好きなだけ食べられる生活ができるのだから、自給率の高い他の国でもそれ以上に豊かな食生活が送られているのだろうか。
現実はそうはいかないようである。世界には全人口約65億人(2008年現在)の2倍以上の人が食べていくのに十分な量の穀物があるが、全人口の5分の1以下である先進国の人々が世界中の穀物の半分以上を消費しているため、残り半分の穀物を人口の5分の4にあたる貧しい国の人たちで分けなければならないのです。その中でも日本は世界一食糧自給率が低い国であると同時に、世界一の穀物輸入国である。日本の人口は世界の人口の約1.8%であるにもかかわらず、世界の10%もの穀物を輸入しています。
では、日本を初めとする先進国の人たちは、それだけの量の穀物を食べているのだろうか。そこにも衝撃的な事実が隠されている。日本は世界の10%もの穀物を独り占めしているにもかかわらず、直接人の口に入るのはそのうちの3分の1で、残り3分の2は家奮の飼料となっているのです。これはあまりに残酷な事実です。世界には自分の食べる分の食糧を得られない人がたくさんいるというのに、日本はその人たちの分をお金で買い取り、牛や豚の餌にしているのです。しかも、肉を1kg作るのには7kgの穀物が必要なので、肉を食べたのと同時に、その肉の7倍もの穀物を同時に消費したということになる。近年、中国などでも肉の消費量が増えているので、それだけ穀物の消費量も増えていることになります。
この事実を知った上で考えたいのが食糧需給のアンバランスさである。必要な量の食糧があるにもかかわらず隅々まで行き届かないのが世界の現状です。しかし、食糧を生産した国よりも、輸入した国の方が食糧で溢れている。この事実にはかなりの歯がゆさを感じる。アフリカでは農業人口が全体の70%であるにもかかわらず、その生産物が商品作物であるがために、必要な分の食糧を得ることができない。そのうえ、技術の未発達により生産が追いつかないということです。このように、アフリカの食糧不足を解決するためには整備や技術の開発に加え、紛争地域における政府の安定化、緑化の促進、加工、貯蔵庫や輸送システムの整備、そして最も重要なものに先進国の理解が必要とされます。これらの問題は、アフリカ大陸内だけでは解決できないのが現状です。食糧を自給できなければ、不足分を海外から輸入か援助に依存するしかないが、外貨が慢性化に不足しているアフリカでは、輸入よりも援助に頼らざるを得ないのが現状です。先進諸国は、アフリカからの雑貨品などを大量に輸入しているという事実に目を向け、食糧の不足を解消するという方法で貢献し、アフリカ社会に還元していく責任があると言えます。食糧の問題と同じくらい深刻なのが、病気の蔓延です。アフリカでは、他の地域では問題にならないようなちょっとした病気でも死に至り、治療法がありながらも貧しさのため何もできずに死んでいく人が後を絶たないです。ここでは貧困と密接に関り合ういくつかの病気について見ていくことにします。

エイズ

アフリカの病気として最も代表的で有名なのが、エイズです。国際エイズ調査機構によると、エイズウィルスの陽性患者は2003年末で2500万人にも達している。1986年の調査では2000〜3000人と推定されていたので、わずか17年の間に1万倍以上にも腫れ上がってしまったのです。
成人人口に占めるエイズ陽性患者の割合は、上位はサハラ以南のアフリカが占めており、特に南部アフリカの6カ国では、成人人口の2倍以上が感染者です。
さらに子供達に注目してみると、悲惨な状況が浮き彫りになる。両親か片親をエイズで失った15歳未満の孤児は、世界全体で1344万人に達し、このうち1103万人(全体の8割余)がアフリカに集中しているのである。エイズの苦しみは患者本人の死だけにとどまらず、膨大な数の孤児に引き継がれていくのです。成人(15〜49歳)人口に占めるエイズ陽性率ワースト5をのべる第一は、「スワジランド」「ボツワナ」「レソト」「ジンバブエ」「南アフリカ」である。日本のエイズ陽性率0.1%に比べて、スワジランドは38.8%と比率は明らかに多く、エイズに関しても注目を集めなくてはならないのです。親を失った孤児は多くの場合親戚に引き取られるが、その親戚もエイズを罹ったりと頼るあてが無くなった子供達は、ストリートチルドレンになったり農場に売られていくことが避けられません。また、処女とセックスをするとエイズが治るという迷信が南部アフリカ各地に広がっているため、女児へのレイプ被害が多発しています。南アフリカ共和国のある都市で行った調査では、32%もの人がこの迷信を信じていた。孤児になった女児はお金を得るためにエイズ感染者との売春に走り、自らもエイズに感染して命を落としていくのです。さらに悲惨なことに、アフリカでは教師による性的虐待が日常茶飯事であると言います。農村部では教師の権威が高く、成績にも影響することから、女子生徒が断るのは難しいのです。このように、エイズのもたらす影響は病気そのものだけにとどまらず、感染者への差別も厳しく、親をエイズでなくした子供は他人から虐げられるという。エイズを防ぐには、
コンドームの使用や血液感染への注意などいくつかの方法があるが、教育の充実していないアフリカではそのちょっとした知識がなかなか定着しない。また、抗エイズ薬を飲み続けることで病気の進行を遅らせることができるが、これは極めて高価なため、庶民の手には届かずにいる。2003年には条件付きで途上国でのコピー薬の輸入が認められたが、これにも年間300ドルほどかかり、1日を1ドル以下で暮らす人たちに払える金額ではない。
また、たとえ無料だとしても定期的に診察を受ける施設もなければ、毎日飲み続けなければならないのであり、貧困のさなかにいる人達にとっては、手の届かない存在だと言えます。
これだけの残酷な状況に、果たして打つ手はあるのだろうか。予防策がありながらも撲滅することができず、逆に大きな広がりを見せているエイズ。これは世界が一丸となって真剣に取り組まなければ、途上国だけにとどまらず世界中がエイズの海に溺れてしまいます。実際、先進国の中でも特に日本で、エイズ患者は激増しています。だが、私たちはこの問題に関して、これまでに一つだけ希望の種を見ました。それは、ケニアに訪れた際の小学校での出来事です。ケニアで最もエイズが流行していると言われるエンブという町で、小学校を訪問した。そこで偶然にも8年生の授業を覗かせてもらうことができました。(ケニアの教育は8年、4年、4年の計16年制である)その授業の内容が、まさにHIV、AIDSだったのです。ほんの5分程度でしたが、エイズを防ぐ方法は?との先生の問いに、生徒達が威勢よく挙手をし、正解を述べていました。彼らはエイズの悪影響さを理解し、それを防がなければならないことも理解し、さらにその予防方法まで理解しています。彼らがなぜ私が訪問したこのタイミングでエイズに関する授業を行ったかを考えた時に、何か強いメッセージのようなものを感じました。彼らにはエイズの無い未来が近いうちにやってくる可能性が十分あるように感じました。そしてそれらをサポートする義務が先進国に住む私たちにあるのではないでしょうか?

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